【ニューヨークとお金】ニューヨークのミドルクラスの年収と暮らし

ニューヨークの生活

Last Updated on 08/19/2018 by jpgothamlady

 

 

 

 

 

 

新年あけましておめでとうございます。

 

 

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

長年ニューヨークに住んでいますが、

ニューヨークでの生活は全然安定しません〜。

いつもハラハラどきどきします(笑)。

 

 

 

大都会なのでとんでもない大金持ちの方々もたくさんおられるので、

時より格差を感じることもあります。

ニューヨークはお金持ちじゃなければ、住むのは大変なところだと思います。

 

 

 

でもお金持ちってなかなかなれないもの。

多くの人はミドルクラスなのかな?

 

 

 

Pew Research Centerの調査によると、2014年のアメリカでの一般家庭の年収調査では、

51%がミドルクラス、29%ローアーインカムクラス、

20%がアッパークラスだという結果に。

 

 

 

つまりアメリカの半分はミドルクラスの模様。

 

 

 

やはりミドルクラス人口は多いよう。

 

 

 

ちなみにアメリカのミドルクラスの年収(3人家族)はというと、平均で$42,000 〜 $125,000。

ローアーインカムクラスの年収は、平均$42,000以下。

アッパークラスの年収は、平均$125,000だと言われています。

 

 

 

ミドルクラスといえば、そこそこ生活に余裕があるのではと思えるクラス。

でもこれが大都会で物価の高いニューヨークだと、同じミドルクラスでも数値が変わってきます。

 

 

 

ニューヨークだと、ミドルクラスと呼ばれる人々の年収って一体どれくらいなのでしょう?

 

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ニューヨークのミドルクラスの年収中央値

参照:nytimes

 

 

 

 

U.S. Department of Housing and Urban Development の

ニューヨーク市内の年収表によると、

3人家族の中央値年収は$85,900(約980万)

4人家族の中央値年収は $95,400(約1088万)となっています。

 

 

 

東京の年収の平均はというと、総務省調査によると…

平均年収:612万

年収中央値:572万

 

となっています。

 

 

 

日本全体の平均年収は410万、

中央値は350万です。

 

 

 

やっぱりニューヨークは物価が高い…。

年収1000万円近くあったらそこそこ良い暮らしができそうな気がしますが、

ニューヨークでは子供がいる家庭だと1000万円近い年収でも

結構カツカツな感じです。

 

 

 

 

 

マンハッタンで生活するミドルクラスに必要な年収

参照:nytimes

giphy

ニューヨーク市内の中でもマンハッタンは何もかもが高い!

 

 

マンハッタンでミドルクラスと言われるのは、

年収が$80,000 〜 $235,000(約913万〜2681万)。

 

 

他の州で年収$70,000(約799万)ある人が、

マンハッタンで同じ生活レベルを維持するには

年収$166,000(約1894万)必要になるといわれています。

 

 

 

本当にめちゃくちゃお金がかかります…。

 

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ミドルクラスを救う収入に見合った家賃プログラム

giphy

ニューヨークでの生活で何にお金がかかるかと言うと、

ずばり『住居費』です。

 

 

よく家賃は収入の3分の1以内に収めるべきとか聞きますが、

ニューヨークではそれがなかなか実行できません。

 

 

 

ニューヨークでは収入が少ないと生活はかなり大変。

 

 

 

けど一般的に低収入所得だと色々政府から補助もあるし、

高収入だと金銭的に余裕もある生活ができると思いますが、

ミドルクラスは自力で頑張れよみたいな感じだし、

一番キツイんじゃないかと思っています。

 

 

 

「じゃあ中途半端な位置にいるミドルクラスは

このまま高い家賃を払い続けないといけないのか?!」と思っていたら、

ミドルクラスにも助けの手が差し伸べられました

 

 

 

U.S. Department of Housing and Urban Developmentの年収表の上記に記載してある

AMI(Area Median Income)を目安に、

ニューヨーク市内ではアフォーダブルハウジングプログラムといって、

収入に見合った家賃で物件を借りれるプロクラムがあったりします。

 

 

 

これはなかなか良いじゃない?!

 

 

 

と思い、興味津々で早速ウェブサイトをチェック。

 

 

 

このサイトでは、収入によって支払う家賃が変わるいくつかのプログラムが紹介されています。

 

 

 

でもこのプログラムに対応しているアパートは、

ニューヨーク市内にある一部(ものすごーく少ない数)のみ。

 

 

 

申し込みは抽選なのでものすごく倍率が高くて、

申し込んだら必ずそこに住めるわけではないのです。

 

 

 

例:マンハッタンにある新築アパート

ニューヨーク 家賃 年収 アメリカ

画像の左上、緑で囲んだ部分が中央値の40%(低収入クラス)の家賃、

右上の黄色で囲んだ部分が中央値の60%(低収入の上クラス)の家賃、

下のピンクで囲んだ部分が中央値100%(ミドルクラス)の家賃。

 

 

 

マンハッタンにある新築アパートなんて、通常だととんでもなく高額で

一般庶民にはなかなか住めないものです。

 

 

 

しかしこのプログラムを利用すると年収$25.000前後の人(家族数1〜2名)は、

1ベッドルームを破格の$642という家賃で借りれます。

 

 

 

年収$80.000前後だと1ベッドルームの家賃は$2251なので、

マンハッタンにしては結構なお手頃価格です。

しかしこの金額で借りれる部屋はたったの4部屋しかないので、競争率が半端ないです。

 

 

 

結局何がわかったかというと、

このようなミドルクラスに手を差し伸べるプログラムが一応あるわけですが、

みんながみんな利用できるわけではなく、

抽選に当選しない限りお手頃価格の家賃にならないので、

多くの人は高額家賃を支払いながら生活をしているため、

ニューヨークではミドルクラスでも全然余裕がないということです。

 

 

 

つまりこのプログラムはあまりあてに出来ない…。

 

 

 

でもニューヨークで家賃の支払いにお困りの方は、

一度チェックしてみるのも良いかもしれません。

 

 

 

はぁ〜 もっとこのプログラムに対応したアパートを増やしてもらいたいところです。

 

 

 

まとめ

やっぱりニューヨークで少し余裕のある生活を送りたいと思うなら、

とにかく収入を増やせということでしょうか…。

ニューヨークのミドルクラスは、他州や他国から見たら収入は多いように見えるのですが、

生活するのはやっぱり大変だという感じです。

 

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