【アメリカで得た料理の知恵】卵不使用お菓子作りに役立つ卵代用食材とは

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Last Updated on 04/07/2018 by jpgothamlady

 

 

 

アメリカでは、住んでいる人種も多様だし、

色んな宗教上の問題から食べれるものが限られていたり、

アレルギーの関係で食べれるものが限られていたり、

我が家のような個人の思考でベジタリアンになって食べれるものが限られていたり。。。

食の制限が色々とあります。

 

 

そういうこともあってかスーパーに行くと、

食品のパッケージに『グルテンフリー』だったり、

『乳製品不使用』、『卵不使用』、『アレルギー食品不使用』だったりと

色んな食材を排除してある食べ物がたくさん目につきます。

 

 

都会のニューヨークで生活しているからなのかもしれませんが、

健康食品のお店とかにしか売ってなさそうな、

アレルギー食品を排除した食べ物が本当に多いこと。

 

 

アレルギーフリーの食べ物が

本当に簡単に手に入るので、

選択肢の多さに日々感心しております。

 

 

さてさて、そんなアレルギーの中でも多いものの一つが『卵』。

 

 

ベジタリアンでも卵はOKという人もいるし、

NGな人もいるし微妙なところだけど、

私は卵は6年くらい前から食べれなくなってしまい、

卵がよく使われる市販のケーキとか菓子パンはNG食品になりました。

 

 

ニューヨークにはベジタリアン人口が多く、

ビーガンやベジタリアンのお店もたくさんあり、

美味しいデザートも簡単に手に入るので特に不便なことはないです。

 

 

しかし、卵を食べれなくなった直後は郊外の不便な場所に住んでいたので、

卵不使用の美味しいベジタリアンスイーツをなかなか買いに行くことができず、

甘党の私は糖分が足りずこれからどうしようかと少し悩みました。

 

 

市販のものがなかなか買えに行ける環境ではないのなら、

家で作るしかないというアンサーを出し、

お菓子作りを開始することにしました。

 

 

「卵が使えない。。。 でも美味しいスイーツが食べたい。。。」

 

 

早速ベジタリアンスイーツのレシピ本を何冊かゲットして熟読。

 

 

「えーーーー いつも使っている○○が卵がわりになるって!?」と思う、

目からウロコ的な情報を入手。

 

 

 

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お菓子作りでの卵の役割

参照:plenteousveg

そもそもお菓子の材料になんで卵がよく使われるのか?

 

お菓子作りに卵を使うとあまり卵自体の味を主張しません。

ってことはそれ以外で重要な役割を果たす模様。

 

 

その役割とは主に3つあります。

 

 

1.材料を固める役割。

2.ベーキングパウダーやイースト菌のような膨らむのを手助けする役割。

3.水分を与え、しっとりさせる役割。

 

 

と言うことで卵はお菓子作りにおいて重要な役割を果たす材料のひとつ。

 

 

でも卵が使えない場合。。。

どうすればいいの??

 

 

 

 

卵アレルギーでも安心して使える卵代用食材

 

 

アメリカではお菓子の作りの卵代用食材は以下のものがメジャー。

 

 

 

バナナ

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水分が豊富な熟したバナナを潰して使用することで、

卵の代用になります。

 

 

【バナナ1本 =  卵1個】

 

 

ただし若干バナナフレーバーになるので、

パンケーキやケーキなどに使用するのがおすすめ。

 

 

 

 

 

アップルソース

アレルギー 卵 代用 お菓子作り りんご すりおろしりんご アップルソース アメリカ ベジタリアン

アメリカでは瓶やカップ、パウチなどに入ってよく売られている

子供のヘルシースナックに人気なアップルソース

日本で言う『すりおろしりんご』のようなピューレ状のりんご。

そのままスナックがわりに食べるのも良いのですが、

お菓子作りで卵の代わりとしても使えます。

 

 

【すりおろしりんご1/4カップ =  卵1個】

(※アメリカの計量カップ使用。約60ml)

 

 

バナナ同様ほんのりアップルフレーバーになるので、

私はクッキーやカップケーキに使用することが多いです。

 

 

またアメリカではアップルソースは油の代用として使えることでも

知られています。

 

 

アメリカの高カロリーでオイリーなお菓子のレシピの中には、

ありえない量のオイルが材料に書かれていたりするので、

私はオイルカットをするべくアップルソースを多めに入れる代わりに

オイルの量を少なくしたりして調整しています。

 

 

油分控えめのお菓子になるし、

アップルソースは開封後も日持ちするし(開封後要冷蔵)おすすめ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エッグリプレイサー

アメリカでは卵代用の粉 “Egg Replacer”と言う粉も結構有名。

今では“Vegan Egg”と言うものも登場。

卵と同様の役割を果たす粉なのですが、

私は他の食材で代用できているのでまだ使ったことはありません。

 

 

特にビーガンエッグはお菓子作りだけではなく

スクランブルエッグのような料理を作ることも可能なので便利そう。

最近ニューヨークのスーパーでよく見かけるようになりました。

 

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ベーキングソーダ +  酢

ベーキングソーダ(重曹)と酢の組み合わせは、

卵のエアリーなふわふわ感があるお菓子作りを再現するのにピッタリ。

 

 

【ベーキングソーダ1tsp + 酢1tsp =  卵1個】

(小さじ1を表す1tspは約5ml)

 

 

特にマクドナルドの朝メニューにあるパンケーキのような

ふわふわなパンケーキを作る時にはこの組み合わせを試すのがおすすめ。

 

 

 

 

 

 

チアシードとフラックスシード

 

チアシードもフラックスシード(亜麻仁)も

オメガ3が豊富に含まれる人気の健康食品。

水分を含むとジェル状になるので、卵の代用として大活躍。

 

 

 

【チアシードかフラックスシード 1tbsp +  水3tbsp =  卵1個】

(大さじ1を表す1tbspは約15ml)

※ジェル状にしてから使うので、水と混ぜてから最低5分は置いておく。

 

 

 

特にアメリカではフラックスシードを卵の代用としてお菓子作りで使うことが多く、

フラックスシードと水を足したものを “flegg”(フラックスシードと卵が合体した言葉)

とも言います。

 

 

 

フラックスシードはレシピにベーキングパウダーやベーキングソーダ、酢などの

膨らむ成分の材料が入っていないと、卵のように膨らまなくなるので注意。

 

 

 

味はちょっとナッツっぽい香ばしい感じがして、

我が家ではお菓子作りの際の定番卵代用品。

クッキー、ブラウニー、ケーキ作りに使いまくりです。

 

 

 

アメリカではフラックスシードは普通の種の形をした粒バージョンのものと、

挽いて粉にしたグラウンド(パウダー)バージョンのものがよく売られています。

 

 

 

私は水分の浸透が早いような気がするのと、

食感が滑らかになるので挽いたパウダーバージョンを使うのが好きです。

つぶつぶ感が減るし、使いやすくておすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

誕生日ケーキ作りも卵不使用で作り続けてもう4〜5年経過。

今の所全然問題なくお菓子作りが楽しめています。

卵アレルギーがある方、ベジタリアン、ビーガンの方などで

卵の代用食材をお探しの方は是非お試しください。

 

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